昔、お世話になった社長がよく、「経営者とは孤独なもんだ」と言っていたことをふと思い出します。
思えば、約2年前、国家資格を取る! と決めてから、(目標は司法書士だったけど…)受験に向けて突き進む日々は、やたらと充実していて楽しかった。
なんでこんな勉強せなあかんねん!
(↑誰にも強制されていないにも関わらず、やらねばならない感に苛まれていた)
自分ばっかり、しんどい思いしてるのに…
(↑別に強制されてやっていたわけではない)
ぶつぶつ鬱々としつつも、
☆今日は〇時間勉強した!
☆朝活頑張った!
☆テキストこんだけ進んだ!
とか、日々にカラフルな色がついて、「受験→合格」という目標に向かってひた走る充実感。まさに、ランナーズハイというやつなんだったんだろうか。キラキラしていた気がする~。
そう。目標という、ゴールが見えていたんですよ。
合格する! という、はっきりしたゴールが。
そして、着地点は変わったものの、なんとかゴールしました。
そして、伝説へ…(ドラクエか)
合格から、開業へ。
開業に向けて、パタパタと準備に勤しむ自分。
そして、だんだんと見えてくる、現実。
サラリーマンから、個人事業主へ。
日々嵩む開業準備金。
読み切ることなく増えていく実務書。
後戻りできないところまで来てしまった感が押し寄せてきて、東尋坊の崖からはるか下の海面を覗き込んだ時のような気分です。
朝、会社に出かけていく夫。
そのあとに、鍵をかけて、仕事に出かけていく自分。この時間は、いつまで?
来月から、事件に巻き込まれて死んだら、「行政書士の〇〇さん」と報道されるのでしょう。名前の前に、士業の肩書がつく。
今日が、肩書のない人生最後の日になるのかな。
ちゃんとお仕事していけるだろうか…
悩んだら、誰かに助けてもらえるんだろうか…
お金稼げるだろうか…(←ここすごく思う)
すごく不安でいっぱいです。
でも、応援してくれる周りの人には、
「頑張ります!」
しか言えません。
ちょっと孤独だなぁ、そんな気持ちもします。
不安なんだ!
鋼メンタルを自負していても、不安なんだー!!!
ちょっと吐き出してみました。
明日から頑張ります。